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第9回日本認知症予防学会学術集会

大会長挨拶

謹啓

第9回日本認知症予防学会学術集会の大会長を務めさせていただく、櫻井孝でございます。
来る、2019年10月18日(金曜日)・19日(土曜日)・20日(日曜日)に名古屋国際会議場におきまして、第9回日本認知症予防学会学術集会を開催させていただくこととなりました。実り多い学術集会になるよう、関係者一丸となって準備をすすめております。

近年、欧米諸国では認知症の有病率が減少していることが相次いで報告されていますが、わが国ではなお右肩上がりに増加しています。認知症の治療薬開発が停滞している今、認知症予防法の開発は喫緊の課題でございます。これまで、認知症の危険因子、防御因子が明らかになってきました。そこで、第9回日本認知症予防学会学術集会では、最新の認知症危険因子の情報を集約し、皆さまに分かりやすく提供できる機会にしたく考えております。
本会のテーマは、「本人・家族を中心とした認知症予防」としております。認知症の発症予防だけではなく、発症した認知症の進行予防についても最新の知見をお届けいたします。認知症の人、ご家族のニーズを知り、いまだ対策が十分ではないニーズに対して、多職種でどのように取り組んでいくべきかについて、皆さまと討論させていただきたく思います。
10月の名古屋には、「ひつまぶし」「味噌カツ」などの特色あるグルメ、徳川美術館、秋まつりなど、様々なイベントが盛りだくさんございます。ぜひ、名古屋での日本認知症予防学会学術集会ご参集いただき、お楽しみいただきたく存じます。本会を経て、認知症予防の活動がますます盛り上がり、わが国でも将来、認知症が減少することを皆様とともに達成していきたく思います。
皆様のご来駕を心よりお待ち申し上げます。どうぞよろしくお願いいたします。

謹白

2018年11月吉日

第9回日本認知症予防学会学術集会 大会長 櫻井 孝
国立長寿医療研究センター・もの忘れセンター長

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